So-net無料ブログ作成

アジサイ一気に70種見せます [花と心象]

関東地方も一昨日から梅雨に入りました。

この時季の花を代表するのがアジサイ。

きょうは、ふだん何げなく見ているアジサイにも

たくさんの種類があることを紹介します。

その数約70種(大半は自分のオリジナル画像)です。

1.JPG

アジサイにまつわるよもやま話を交えて続き欄に紹介します。


私たちが見る

いわゆるアジサイは、

植物分類上ではアジサイ属の一部です。

学名は Hydrangea macrophylla。。

他のアジサイと区別するため通称「本アジサイ」ともいいます。

原種は日本に自生するガクアジサイです。

ガクアジサイの原種は、房総半島、三浦半島、
伊豆半島、伊豆諸島、足摺岬、南硫黄島、北硫黄島で海岸に自生しています。

形状で分けるとガクアジサイと手まり型アジサイになります。


5.JPG

房総清澄山原産ガクアジサイ


3.jpg

手まり型アジサイ


こんなきれいなアジサイですが葉に毒性があるので

注意しないといけません。

10年前、料理の飾りに使われたアジサイの葉を摂食した客が
中毒する事故が発生しました。

嘔吐・めまい・顔面紅潮の症状になるとのことです。

料理の添え物には禁物です。


4.jpg



2.jpg



6.JPG


7.jpg


IMG_6022.JPG


8.jpg


9.jpg


10.JPG


11.jpg


12.JPG


15.jpg


IMG_6023.JPG


16.jpg


17.jpg


18.JPG


19.JPG




20.JPG


21.JPG


22.JPG


23.JPG


24.JPG


IMG_6113.JPG


25.JPG


26.JPG


27.JPG


28.jpg


29.jpg


30.JPG


31.JPG


32.JPG


33.JPG


34.JPG


35.JPG


40.JPG


41.JPG


43.jpg


44.JPG


45.JPG


46.JPG


47.JPG


48.JPG


49泉鳥いずみどり 八丈島原産.JPG


50千筋細工。加茂荘花鳥園.JPG


51.JPG


52.JPG

これは片身分けのアジサイの葉っぱ


63.JPG

斑入りアジサイの葉っぱ


55.JPG


56.JPG


IMG_6029.JPG


57.JPG


58.JPG


59.JPG


60.JPG

ムード満点のアジサイの葉陰で愛を育む虫


61.JPG


64.JPG

登山の途中で見かけるヤマアジサイ


65.jpg

葉は交互にジュウモンジを描くアジサアイ


66.jpg


67.jpg


68.JPG


69.JPG



71.JPG


72.JPG

明月院の紫陽花はこの手まり型がほとんど。


73.JPG

これも明月院


74.jpg


75.jpg

七変化後半の色


一か所で300種類以上の紫陽花が見れるところは

岩手県一関市にある「みちのくあじさい園」です。

みちのくアジサイ園3.jpg


ミチノクみちのく園2.jpg
ここは15万平方メートルの杉山に300種・3万株のアジサイと、
元日本アジサイ協会会長 故・山本武臣氏の収集・栽培品が
「山本コレクションコーナー」として保存されています。


最後に牧野富太郎博士の矛盾を記します。

江戸時代後期、オランダ商館に滞在したドイツ人医師シーボルトは
植物学者でもありましたがアジサイの新種1種を、
自分の愛妾楠本滝(たき)の名を取って
Hydrangea otaksa Siebold et Zuccarini
(正しい学名は文頭にあります))と命名したという説があります。
愛妾の名をつけるとは何事ぞ!と
日本を代表する植物学者牧野富太郎博士は、痛烈に非難しました。
ところが新種の笹に「スエコグサ」と自分の愛妻の名をつけています。
『百日の説法屁一つ』のような話です。

なおOTAKUSAには、アイヌ語でOTAは砂浜や浜辺の意。
原種のガクアジサイは
浜辺に咲くのでこの名がついた、という説や
シーボルトの娘で日本初の女医「オランダおいね」の夫・石井宗謙が
岡山県美作地方出身で
ここに小田草神社(おたくさじんじゃ)というのがある。
シーボルトは何度かここに訪れているため
ここからとったとの説もあるようですが真相は藪の中です。


牧野富太郎は、1500種以上の植物を命名しているのですが
この博士、ほかにも変な名前を付けています。
ヘクソカズラ(屁糞蔓)、オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)などは
可憐な花なのに、あまりにもかわいそう。


万葉集3855に次のような一文があります。
「屎葛(くそかずら)絶ゆることなく宮仕へせむ」
つまり万葉の時代からこの植物の名はクソカズラだったのです。

博士は、これに「屁」まで付け加えてしまったのです。

アジサイから少し脱線しました。


おしまい[サッカー]

<蛇足>

牧野富太郎博士が命名したユニークな植物名は上記のほかにも次のようなものがあります。

有毒なのでワルナスビ、ゴミ捨て場で見つけたからハキダメギク、たくましいのでオトコラン(男子蘭)、見た目で名づけたトラノハナヒゲ等。

ワルナスビ.JPG

ワルナスビ


ハキダメキク.jpg

ハキダメキク





 










タグ:紫陽花
nice!(80)  コメント(15) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 80

コメント 15

g_g

素晴らしい色合いの紫陽花の種類、見飽きない豊富さですね。
私は終盤近くになった少し色変わりしたアジサイが好きです。
by g_g (2018-06-09 08:55) 

tama

こんなにも種類豊富とは驚きです。
by tama (2018-06-09 09:14) 

きよたん

紫陽花の葉に毒性があるのを知りませんでした
よく料理に添えられていますね
食べてはいけませんね
牧野富太郎氏は変わった人のようです。
記念館に行ったことがあります。
by きよたん (2018-06-09 10:55) 

のらん

アサガオの種類の多さにも驚かされましたが、
アジサイも、こんなに種類があるのですね〜
みちのくあじさい園の写真、すごくきれいです♪
by のらん (2018-06-09 11:54) 

ゆきち

美しいアジサイの数々、堪能させていただきました。
関西では奈良の矢田寺や京都の三室戸寺が有名ですが、品種は40~50種程度。みちのくあじさい園の300種は驚きです^^
我が家のは小さな鉢植え。
水切れしないように朝夕の水遣りが欠かせません。
by ゆきち (2018-06-09 16:21) 

横 濱男

アジサイ・・300種類ですか。。
沢山あるんですね、驚きました。
一か所で300種類以上の紫陽花・・・全部撮ろうとしたら、撮影に1週間位かかりますね。

by 横 濱男 (2018-06-09 17:49) 

夏炉冬扇

形も色もとりどり。
紫陽花バンザイ。
仏様の花にも活躍してます。
by 夏炉冬扇 (2018-06-10 18:20) 

ぼんぼちぼちぼち

真っ白いのが特に綺麗だな と思いやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2018-06-10 22:09) 

k-sakamama

赤いアジサイは初めて見たような?
沢山の種類のアジサイがあるのですね。
一日では足らないわ~ 
牧野植物園に行ったことがあります。(4回)
ポピュラーな花は勿論、山野草が沢山ありました。
ヘクソカズラの名付け親なんですね。知らなかったです。
ほんと、可愛い花なのに可哀そう~ 触ると臭いのですよね。




by k-sakamama (2018-06-11 21:19) 

JUNKO

こちらではこんなに種類は多くありません。それぞれに雰囲気が違って素敵ですね。いろいろな場所に行かれて撮ったのですね。
by JUNKO (2018-06-12 19:54) 

暁烏 英(あけがらす ひで)

JUNKO さん 
ここに掲げたアジサイは、計5か所で撮ったものです。この中には、九州や、岐阜県の朝顔も入っています。
by 暁烏 英(あけがらす ひで) (2018-06-12 21:52) 

ぽちの輔

たくさんありますねぇ。
見た事が無い花が多かったです。
ありがとうございました^^
by ぽちの輔 (2018-06-13 05:52) 

yoko-minato

こんなに種類があるんだすね~。
見たことない紫陽花もたくさん
ありました。
見てみたいものがたくさんありましたね。
by yoko-minato (2018-06-13 08:51) 

michi

梅雨に時期には紫陽花の花がよく合いますね。それにしても、たくさんの花を撮られましたね。良いものを見せていただきました。
by michi (2018-06-13 19:00) 

暁烏 英(あけがらす ひで)

k-sakamama さん
ヘクソカズラの古名は屎葛(クソカズラ)です。博士は、これに「屁」を加えたのです。何もそれまでしなくたって・・・ですよね。
地方によっては、花の中央が赤く、お灸(やいと)の跡に良く似ていることから、ヤイトバナ(灸花)という別名や、美しい花の姿から、サオトメバナ(早乙女花)という別名もありますね。
このほかクソタレバナ、ヘクソ、ヘクサカズラ、ソウトメバナなどと呼ぶとうころもあるようです。

by 暁烏 英(あけがらす ひで) (2018-06-13 21:53) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント